今日は「黄薔薇まっしぐら」。でこちんと傘はり浪人の話。兄君とデートしてるときの江利子がやたら「妹以上恋人未満」な描写がされていて、少し萌えた。江利子の父親と兄達のキャラクターデザインは原作の挿絵に忠実でしたね。途中で猫のゴロンタ（別名ランチ）を登場させておくという伏線を用意して、最後に
垣根の中に消えた猫に、黄薔薇さまは目を細めた。
「わかるわ」
つぶやく姿は、ちょっと猫に似ていた。 -「いとしき歳月（前編）」pp.137-138
という描写で、今更ながら「でこちんって猫な性格じゃん」と気付かされました。読んだ時に読み飛ばしたかなあ。
